潮風に泳ぐ鯉のぼり 見に来ませんか?[下蒲刈]

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広大な庭園に色彩豊かな鯉のぼり (下蒲刈・大津泊)

潮風そよぐ庭園に、色彩豊かな鯉のぼりがたなびいています。

安芸灘大橋を望む大津泊庭園(下蒲刈町)で4月18日、地元有志たちが鯉のぼりを揚げました。
広々とした庭園にたなびくのは、地域などから集められた大きな鯉のぼり。総距離100メートルほどのポール間に、30超の幟がそよぐ姿を楽しめます。
子供たちの健やかな成長を願い、地元のグランドゴルフ親睦会「喜楽会」が13年ほど前から始めた取り組みで、5月10日まで。

同庭園には遊具や遊歩道、無料駐車場、トイレなどが整備され、広い天然芝のスペースは子供たちが元気いっぱいに遊べます。
ゴールデンウィーク(GW)のお出かけにお薦めのスポットです。

力合わせ、願い込め

「よーいせっ!もうちょっと!」。
100メートルにも及ぶポール間に鯉のぼりを揚げるのはかなりの大仕事。
竹やポールはたいへんな重さで、特殊車両も使いながら男性たちが力を合わせて立てました。
色や大きさ、質感の異なる鯉のぼりをどの順番で並べるか決めるのは女性たち。強風でも鯉が捻れないようロープの「はらわた」を入れるなど工夫を凝らしました。
高齢化が進み、準備は年々大変になっているといいますが、子供たちの喜ぶ姿を思いながら5時間ほどかけて鯉のぼりを揚げました。

下蒲刈は約8.71㎢に1300人弱が暮らす地域で、その約半分は高齢者。
そんな小さなまちで、大規模に準備される鯉のぼりには、地域の願いが込められていました。

きっかけは13年前、下蒲刈の呉服屋の主人と喜楽会メンバーが、立派に整備された大津泊庭園を見ながら話していました。
「自分たちが子供の頃は、当たり前のように鯉のぼりを揚げてもらっとったけど、めっきり見なくなったなぁ」「ここもなんとか活かせんかなぁ」。

思い立ったら仕事が早いのが下蒲刈の良いところ。竹を切り出し、各家庭から寄託を受けて鯉のぼりの活動が始まりました。2年目からはさらに多くの鯉のぼりを揚げられるよう、建設業の仲間が巨大なポールを製作するなどスケールアップしてきました。

世間話から始まった活動は、やがて行政や地域も動かしました。いまでは「まちづくり協議会」の主催となり、ロープや傷んだ鯉のぼりの買い換えを補助。近隣の地域からも鯉のぼりが届けられています。

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鯉のぼりの準備に携わる喜楽会などのメンバーたち

お家に眠る鯉のぼり生かしませんか?

下蒲刈まちづくり協議会では、鯉のぼりを譲っていただける方を募集中です。
ご支援くださる方は下蒲刈市民センター(0823-65-2311)または地域おこし協力隊の鶴田(090-5732-8384)までご連絡ください。